TROUT -2006-

RAINBOW TROUT
今年の渓流シーズン終盤に大雨に泣かされ、子供ヤマメの相手を最後に禁漁を迎えました。
釣り仲間がニジマス釣りに行きたいと言うので、下調べ役を私が仰せつかり下見に行く事に。
昼の12時を目標に釣り場を目指し、釣り場へ向かう事に。
釣り場へ付くとハッチの状態を確かめながら、お湯を沸かしコーヒーを入れ一休み。
川虫の種類が非常に多い場所だなーと言う印象が強く残ったコーヒーブレイクを終了し、
着替えて歩き回って色々調べてみる事に。
ライズを見て回るがどれもハヤのライズでレインボーらしきライズは、見当たらない・・・。
非常に暖かい日で風も微風ハッチの数も多い・・・。
こんな条件の良い日は、そう多くない。
しかし
本命のライズはない。
釣りのスタイルを変え、叩いて釣る事に。
これが間違いで、ハヤの猛攻を受ける事に。
よほどお腹が空いているのかどうか解らないが、あわせを入れなくても勝手に丸呑みされてしまっている。
仕方なくライズを見つけるまで一切キャストしない釣りに変更する事に。
これが正解で、その後一回だけライズを見つけることに成功する。
ライズを観察し、イマージャーかフローティングニンフを食ってる事が判明。
ハーフバックイマージャーの15番を流すと素直に食べてくれた。
素直すぎる、もうちょっと駆け引きって言うモンがあるだろうがと釣れた虹鱒に小言を言いながら、
素早く写真を撮り即リリース。
これで調査終了とし車に戻る途中、知り合いに遭遇。
たっぷり苦労した話を聞いて貰った後、自分の車近くまで送って頂きました。
普通の渓流は3月まで禁漁ですが、こんな感じで禁漁時に虹鱒を釣っても良い河川と言うのもあります。
今回はそのうちの一つで遊んできました。


06/11/04

tosi wo toru?
題名にもあげた歳をとる?とは、こんな会話から始まりました。
以下、叔父さんと私の会話です。
叔父「おい、もう直ぐ禁漁らしいやないや。ヤマメ行かんでいいとや。」
私「急いで行かんでも来年またシーズンはやって来るけんね〜。」
叔父「お前の年でもそういう考え方をするんやな・・・。」
私「どういう事?」
叔父「少し前やったら、釣りに行けんくなると思うと行きたくてたまらんくなりよったけどナー。
今は、お前と同じような考え方が出来るようになったけど・・・。」
と言う内容であった。
内容の良い充実したストレスの残らぬ釣りと言うのが、私なりの今年のテーマでありました。
大水という条件の中で神経を研ぎ澄ませ
ドライフライをここだ!!!という所に何回も通す釣り・・・
正直スタイル的にないなと思い、水がおさまるまで待とうというのが今年の考えでした。
気が付いたら9月・・・イヤー早い!! 今年も終わりです。
身内やお客さんからの薦めもあり、休み明けに釣りに行く事に。
一日前の釣りでの疲れを癒してから釣りに行こうと思い昼頃出発。
現場に着くも、時間的にまだ早いと思い昼寝をする事に。
起きてみると何と夕方6時・・・急いで仕度し沢へ。
水は増水していて、時間も無い事からプール狙いでゲームを組む事に。
プール用の自作フライ新パターンで魚との我慢比べの釣りを展開。
10キャスト目で大物と特有のゆっくりした食い方でフライが水中へ消しこむ・・・。
タイミングを少し遅らせフッキング。
元気なヤマメの引きを堪能しランディングに成功。
真っ赤な28センチ位ある幅広なヤマメであったが・・・
フックを外して写真を撮ろうとしたら・・・逃げられてしまった・・・。
気を取り直し、速いテンポでプールからプールへと移動する。
釣果は、下の写真の様に満足出来る形にどうにかなったと言うのが率直な感想である。
イブニングで竿は出す事が無かったが、
かなり大型のヤマメがライズを繰り返すのを見ながら、叔父さんとの会話が脳裏に蘇る。
体力の低下それに伴う気力の低下が原因では?と一瞬落ちそうになったが
のんびり遊ぶとはこんな感じたと思い直した。
今年は大水が多い中綺麗な魚体のヤマメが見られたのは良い事でありました。
人間が想像するよりも自然の生き物というのは逞しく、
困難を乗り越える術を知っていると再確認した一日でもありました。
次回は朝から体力測定のつもりで一日やってみようと思っております。



06/09/09

Mais Que Nada
2ヶ月近く渓流とは無縁の生活が続いておりました。
バスが、面白い!と言っておりましたが、他に理由がありました。
今年に入ってセルジオ・メンデスのタイム・レスと言うアルバムが発売されました。
発売日に即効購入に走りました。
今回のアルバムの内容としては、
ブラック・アイ・ピースが昔の名曲を上手い具合に作り直した技ありものでありました。
アルバムを聞いた時の印象は、夏のヤマメにピッタリでテレストリアルを駆使し
沢でロッドを振っている自分の姿が簡単に想像できる!!!
と言うわけで大事に育てたイマジネーションと共に沢へ。
フライは、去年の残り物・・・
今年の新作を巻くのを忘れていたのであります。
昼前に沢に着き、現場を丹念にチェックする事に。
茶系のカゲロウが数匹とカディスとアリ。
そしてバッタを初めとする陸生昆虫。
夏です。
軽快なリズムで流れの中をコーチマンパラシュートでチェックすると2投目から夏らしい良い反応。
夏の魚らしい良い引き。
面白い。
実に面白い。



頭の中では、MAIS QUE NADAが鳴り響く。
イメージトレーニングと殆んど変わらぬ遊びを繰り広げ、
さらにその時のインスピレーションで遊びを進化させ充実感を手にする。
何も言う事は無いという位の充実しきった遊びを満喫した。



最後に良いサイズの魚を狙う事に。
始め今回最も当たっていたコーチマンパラシュートを結び、流れの中を丹念に探っていく。
パタタタタと言う音と共に表れた良いサイズのヤマメであるが、
フライを尻ビレで叩き水中へ姿を隠していった。
どうやら面白い遊び相手を見つけてしまったようだ。
その後同じフライを何回か流してみたが、反応なし。
流れきった所でドラッグを掛けて見ようと思い、実行してみた。
するとボコッという音と共に反応はあったが・・・やはりフッキングしない。
そこで次の手でカディスに変更し数投したが、反応は無い。
それならこれでと言う事で、レネゲイトを結び同じレーンを流す事2投目で
素直な捕食行為の元にしっかりフッキング。
力強い引きを始終みせ私のロッドはバットから綺麗なテーパーを見せ曲がりっぱなしであった。



異端児の名を持つ不思議なフライだがその効果は計り知れない物があり、
視認性や浮力も十分で信頼できるフライである。



その後イブニングを捨ててボーっとハヤのライズを見ながら、
昼寝を途中にいれても回復する事が無かった体を労わりました。
夏の釣りには、セルジオ・メンデスです。
06/06/10

遅くなりましたが、3月中旬から4月初めのまとめです。
最近、ヤマメには行ってません。
バスが面白く、ヤマメは一休みです。
大型の水生昆虫が、3月中旬から乱舞し。
文句なしのサイトフィッシング的・釣り上がりができました。
最近は、池に居る事が多いのですが。
夕方に池でフタスジモンカゲのハッチが起こるのを見ながら
「飛ぶのが下手だな〜。」

のんびりしながら巨大なライトケイヒルのスーパーハッチの観察をしてます。
水中羽化の虫ですが、浮いてきて3秒で飛び立つって知ってました?




06/05/08

ライズがない・・・ 3月9日
水曜日の夜から車を走らせ釣り場へ。
ハッチとライズが広がるフィールドを想像し、仲間と騒ぎながら何とか睡眠時間を確保。
次の日前日までの暖かさと打って変わっての寒さ到来。
10時を過ぎるが、ハッチがない。
やはり想像は、想像でしかない。
条件さえ揃えば恐ろしく良い釣りが出来る事もあるが、あくまで条件だよりなのである。
昆虫が穴から這い出し、動きが活発になるのは、実際4月6日前後だそうである。
ドライフライでのライズ狙いのサイトフィッシングを成立させる為にも、深場からヤマメを引きずり出すような水生昆虫の羽化がなければ、残念ながら3月の低水温の中でのゲームの成立はないのである。
九州では3月初旬からコカゲロウのハッチから始まり、昼過ぎにはオオクマのハッチと、気持ちよくサイトフィッシングが出来る環境にある。
その為私のフライボックスの中には、20番以下<ミッジ(ユスリカ)>のフライは入っていない。
つまり目で流れているところを確認できないフライは、作っていないし持ってないのである。
これは私のスタイルであり、同じ九州のフライラインで優雅なループを作る芸術家達は、32番の極小フライを巻いている方もいます。
話を元に戻すが、寒くそしてハッチの無い時間が過ぎていき。
他の場所をチェックする為に仲間と車で移動してみる事に。
有名ポイントの堤上のプールで天才君のクルージングライズは相変わらず確認できたが、相手にするだけ無駄と自分に言い聞かせ他の場所をチェック。
最初にいた所の上流に行き、ハッチをチェックするが・・・水は冷たそうでハッチはない。
迷った末、元の場所に戻る事に・・・。
車を降り、自分の持ち場へ行ってハッチの有無を調べていると!!!!
魚が流れの際のたるみで魚体を全て見せ捕食しているのが見えた。
ライズです。
何時も思う事ですが、ライズを確認した瞬間この釣りの目的半分は、終わったような達成感があります。
あとは、ライズへのアプローチの為フィーディングレーンを読み、立ち位置を決め、再びライズとハッチを確認しフィフティ・フィフティの確立勝負に挑んでいくだけであります。
自分の持ち運がよければ、綺麗な魚が自分の丹精込めて巻いたフライを水中へ持ち帰り、その後ロッドが曲がり心行くまで魚の全生命を賭けたファイトを楽しむ事が出来る。
私の確認した銀色の魚体は、15番サイズのブラウンボディーのミディアム・ダンカラーのハックルが巻かれたパラシュートフライ<シャック付き>に興味を示してくれ、その虜になってくれた。
「いや〜、有り難い。」とか「ワンチャンス・ワンフィッシュ!!!俺って凄いかも〜。」
とか釣り馬鹿にしか言えない独り言を口にしながら自画自賛を繰り返すのでしたが・・・。
「次もマグレデモいいから上手くいってくれよ〜」
という願いと一緒にスゴスゴと写真撮影を始めるのでした。


06/03/15

陽気なヤマメと陽気な仲間と  3月4日
アメリカに在学時代にフライフィッシングを教わり、ディアヘア等でバスバグをタイイングし、バスを主に釣っていました。ルアーで釣るのと違い、見えバスだろうが何だろうが簡単に釣れる事に面白さを見出せず、日本に帰ってからフライとは疎遠になりつつありました。再び渓流でのフライを始めるキッカケとなったのが、井上さんという方との出会いがあったからであります。釣果のみに的を絞った釣り方ではなく、歳をとっても変わらない楽しさと向上が出来る釣りの手ほどきを受けました。大好きなオールドタックルを使ってののんびりしたバス釣りと相通じるモノがあり、自分なりのゲーム感を取り入れながら楽しんでる最中なのでありますが・・・。
今回、師匠に当たる井上さんとその仲間、そしてフィッシャーマンズラックのスクールで育った仲間達と
ライズ狙いのサイトフィッシングを行ってきました。
早朝の気温は、マイナス3度。
水生昆虫のハッチがあるかどうか心配しながら、車の暖房をかけもらい、もう一度眠る事に。
8時30分〜9時頃続々と井上さんの仲間(日頃可愛がって頂いている方達です。)が集まり、皆で朝ごはん。朝ごはんを食べている最中に主に聞こえてきた話は、クリップ式の老眼鏡の話でした。
イズレ自分もかける事になる老眼鏡の話に耳を傾けつつ川を見ると、小さなライズリングを発見。
その後コカゲロウの流下により、ライズの数が多くなり一同自分の持ち場へ。
私も私の生徒<仲間>がライズ相手にロッドを振っているのを確認して、自分の持ち場へ。
昼ごはんに井上さんがうどんを作るから11時位に帰ってきてねと言っていたにも関わらず・・・10時〜12時位までスレッカラシの天才君を相手にアアデモナイ・コウデモナイと勇敢に立ち向かって危うく美味しいうどんを食べ損なう所でした。
気になっていた生徒<仲間>の釣果を聞くと一匹釣っているじゃありませんか!!!彼なりに自分の技量で成果を挙げられる釣り場を探し、手を変え品を変えミッジのピューパと言う答えを探し出し、今までの努力を形に変えていた。

生徒の成果生徒の成果 2
人にモノを教えると言う事の難しさを常日頃感じている私にとって、生徒<仲間>の笑顔を見る事や思想を聞く事によって、私の思想を押し付けてないか?個人個人の元々持っている個性を最大限に伸ばす事が出来る指導を出来ているか?等、確認している時間である。一気に全て押し付けて教えてしまえば1年で5年分の成長を促せるのだが、残念ながら個性と言うものは死んでしまうようだ。
一日中ライズで遊んだ川を後にして、車の中で生徒<仲間>の話を聞いていると個性がある彼なりのゲーム性の話が聞けた。
どうやらここまでの私の師匠にあたる井上さんから受け継いだ指導方法を、私なりに実践出来ているらしいと偉そうな事を頭の中で思っていたが、2時間前まで又新たな指導を井上さんから受けていた自分の姿が浮かぶと・・・「コソ練せねば!!!」と思うのでした・・・。
そうです!!!日々精進であります。
今回ご一緒させていただいた方々へ・・・大変お世話になりました。また、ガヤガヤ騒ぎながらご一緒させて下さい。



06/03/15

寒い解禁
寒い解禁
毎年の事なのだが、3月1日解禁初日と言うのは実に天気に恵まれない日である。
それでもライズ狙いのサイトフィッシングと言う、フライならではの世界へ没頭する為に
槍が降ろうが矢が降ろうが、イソイソト出かける病気の発病の日なのです。
解禁初日は、雨・・・。
天気予報を何度チェックしても3mm・2mm・1mmと一時間間隔で雨量の予想がしてある。
それでもアホな釣り人は、必ずこの天気予報はハズレ、雨は止み、
ハッチ+ライズが!!!と妄想するのでありますが・・・。現実は、甘くないのであります。
雨は、降り続き。川は、増水し。ハッチは、・・・。
こういう状況の中、思い切って支度をし、自分と同じアホな思考を持つ魚を探しに行くのですが・・・
この日は、ライズなしで終わりました。
次の日、朝起きて窓の外を見ると白い物が。
フケだ・・・。
気のせいだ。
と現実逃避を謀りましたが、雪は降る降る。
午前10時位に雪は降り止みますが、ハッチなしライズなし。
冷えた影響で水温の下がっており、ライズも確認しないまま帰宅する事になるなーと
度重なる災難に思考もマイナス気味に。
それでも何とか禁漁中に暖めた自分なりのサイトフィッシングへの情熱が成果を収め形にしたいと、
ハッチも無い冷え切った川を眺めながら歩き回ります。
12時になり川に異変が、コカゲロウが少量ながら流下しています。
ここで「淵だ。」と直感のお告げがあり、淵へ向かう事に。
しかし待てども暮らせどライズは、なし。途方に暮れ、魂が抜け出そうになりましたが、
何とか自分を取り戻し、もしやと思い上流へ。
2時半に待っていたのは、小さな小さな舞台でした。
フラットな流れの中10番のオオクマから18番のコカゲロウまで、
みんな綺麗に羽を立てて流下してるじゃないですか!!!
その中で不自然な水の盛り上がりが!!!ライズです。
2月から何度と無く夢に出てきた楽園が、厳しい冬を越え、ようやく目の前に。
落ち着いて、川へ入水し、ライズを狙う為の良いポジションを陣取ります。
流下を観察・・・16番のシャック付き<抜け殻付き>パラシュートをトリックキャストを駆使し、
いざフィーディングレーンへ。
2回ドラグなしのプレゼンテーションでしたが、反応なし。
その後、CDCカディス<17番> チェカブー・ダン<茶16〜18番・クリーム16〜18番>
CDCガガンボとローテーションさせますが、反応なし。
ひょっとしたらイマージャー系かなと思いチェカブー・ラストチャンスクリップル<茶・17番>を結び
ウイングのチェカブーにフロータントを施し、ボディー並びにシャックに唾をつけ、
再びフィーディングレーンへ。
流れていくタンカラーのチェカブーウイングを確認しながら、半沈みになったフライを凝視。
少しの水飛沫が起こり、ラストチャンス・クリップルは、水中へと引きずり込まれました。
ここでマリオ・ウジニッキの作ったロッドのユーザー的インプレを
書かなければならないのですが、次回にします。
ゆっくりと新しいネットに収まった、銀化ヤマメをみながら至福の一時を過ごし
この釣行のおさらいを頭の中で始めたのでした。
自分ならではのゲームフィッシングを作って行く為に。

2006 初山女
食べていたのは・・・
06/03/03